ポーレット・M・モレノ
(Paulette M. Moreno)
ポーレット・M・モレノは、公民権運動の指導者、詩人、音楽家、講演家であり、現在はアラスカ先住民姉妹会の会長を務めています。彼女の祖先は、日本人、ヒスパニック、アラスカ先住民のトリンギット族です。ポーレットは、アラスカ州シトカの火山、エッジカム山の近くで生まれました。彼女の祖父、ジョージ・ミヤサト・シニアと叔父、ジョージ・ミヤサト・ジュニアは、第二次世界大戦中に収容されました。彼女は、母のハリエット・ベリアルとともに、戦時中および戦後数年間に先住民と日本人の血統ゆえに家族が経験した人種差別と差別からの癒しを求めています。
2021年5月更新
この執筆者によるストーリー
雲の中で踊る
2021年5月20日 • ショウ・タナカ , ポーレット・M・モレノ , トレイシー・カトウ=キリヤマ
今月は、先週開催された「日系アンカバード」第2回朗読会に声を貸してくれた2人の詩人、田中翔とポーレット・M・モレノの作品を出版する栄誉に浴します。エイミー・ウエマツとミヤ・イワタキ、マリコ・フジモト・ルークスとドクター・カーティス・タカダ・ルークスとともに特集したペアとして、2人とも言葉の内容と伝え方に細心の注意を払いました。私は、彼らの語り口の美しさだけでなく、彼らが重層的で交差する歴史の器であることにも感銘を受けました。それは、私たちの複雑な歴史、歴史的トラウマを生き延…