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好評につき、「ニッケイ物語」シリーズ第11弾では、再び「いただきます3! ニッケイの食と家族、そしてコミュニティ」のテーマでお届けします。
あなたが食べているものは、どのようにニッケイコミュニティをつないでいるのでしょうか?代々受け継がれてきたニッケイのレシピにはどのようなものがありますか?あなたの好きな和食やニッケイ料理は何ですか?これらの質問はほんの一部ですが、ニッケイ人は、自分たちの日本食を作るため、どのようにして地元の食材や調理方法、農業や風味を取り込んできたのかを考えること、ニッケイの食とは何なのかを考えるきっかけになるのではないでしょうか。
ぜひ、皆さんの個人的なストーリー、エッセイ、回想録、論文、レストラン評やそのほかの散文を投稿してください。私たちは特に、皆さんのお気に入りのレシピの背景にある、ニッケイの家族やコミュニティの物語を共有することに関心を持っています。
ガイドラインと募集基準に従ってお送りいただいたすべての作品は、6月より順次ディスカバー・ニッケイのジャーナルコーナー「いただきます3!」に掲載されます。投稿の受付期間は、2022年5月1日(日)から9月30日(金)18時(PDT)です。
このシリーズのガイドラインに従って投稿されたすべての作品は、ニマ会のお気に入り作品選考の対象となります。ニマ会のメンバーがあなたの作品に“星”を投票できるよう、早めの投稿をお勧めします!
さらに、編集委員(日本語:深沢正雪、英語:ギル・アサカワ、スペイン語:ハビエル・ガルシア・ウォング=キット、ポルトガル語:テルマ・シライシ)によるお気に入り作品4篇(日本語、英語、スペイン語、ポルトガル語各言語から1作品ずつ)も選ばれます。全てのお気に入り作品は、上記4言語に翻訳されます。
今回ロゴをデザインしてくれたジェイ・ホリノウチさん、提出原稿の校正、編集、掲載、当企画の宣伝活動などをサポートしてくれたコミュニティパートナーやボランティアの皆さん、ご尽力いただき大変ありがとうございます!
下記の質問は、ニッケイの食、家族、コミュニティがあなたにとって何を意味するかを考えるヒントになるでしょう。ニッケイとは、世界中でコミュニティを築いてきた日本からの移民とその子孫で、ミックスルーツの人々(複数の人種にルーツを持つ人々)や、日本へ移住した日系の子孫も含まれます。
作品を書くアイデアとして、過去の「いただきます!」シリーズも参考にしてください:
投稿作品は、経験、歴史、文化などニッケイに関連するものに限らせていただきます。投稿に関するフォーマット、言語、長さ、画像、筆者情報については、下記を参照にしてください。
文章形式:
アイデアやテーマが今シリーズに適しているかどうか疑問のある方は、Editor@DiscoverNikkei.orgまでお問い合わせください。
《注》免責条項:提出された作品(画像なども含む)に関しては、DiscoverNikkei.org および本企画と連携する他の出版物(電子または印刷)に掲載・出版する権利を、ディスカバー・ニッケイおよび全米日系人博物館に許諾することになります。これにはディスカバー・ニッケイによる翻訳文書も含まれます。ただし、著作権がディスカバーニッケイへ譲渡することはありません。詳しくは、ディスカバーニッケイの利用規約 または プライバシー・ポリシーをご参照ください。
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執筆者情報:
投稿は、2022年5月1日から9月30日18時(太平洋夏時間)まで、随時受け付けています。
日本語
深沢正雪さんは、日系ブラジル人コミュニティに詳しいジャーナリスト兼作家。1995年に群馬県大泉町でブラジル人と共に工場労働者として働いた経験をまとめた著書『パラレル・ワールド』は、1999年の潮ノンフィクション賞を受賞。現在サンパウロで『ブラジル日報』の編集長を務めている。
英語ギル・アサカワさんは、ジャーナリスト、編集者、日系・アジア系アメリカ人文化、歴史、アイデンティティの専門家。ブログ記事をnikkeiview.comへ掲載しているほか、著書に『Being Japanese American』がある。2022年8月には次作『Tabemasho! Let’s Eat! A Tasty History of Japanese Food in America』の出版を予定している。
スペイン語ハビエル・ガルシア・ウォング=キットさんは、ジャーナリスト兼大学教授で、雑誌『Otros Tiempos』のディレクターを務めている。著書として『Tentaciones narrativas』と『De mis cuarenta』があり、ペルー日系人協会の機関誌『KAIKAN』にも寄稿している。
ポルトガル語 テルマ・シライシさんは、ブラジルと日本の食材を使った日本食を提供する「レストラン藍染」の料理長で、サンパウロにあるジャパン・ハウスの「藍染」でも指揮を取っている。真の日本の価値観と、地元で採れた季節の食材をベースに、温かいものと冷たいものをバランスよく組み合わせた料理がシライシさんのスタイル。在サンパウロ日本領事館の厨房を担当し、農林水産省を通じて日本政府から「日本食普及の親善大使」の称号を授与された。シライシさんは、この栄誉を受けたブラジル人初、世界でも数少ない女性料理人の一人です。
ペルー日系人協会(APJ—Asociación Peruano Japonesa)は、ペルーの日系社会とその関係機関を代表する非営利団体。1917年11月3日に設立されたAPJは、日本人移民とその子孫の記憶を保存し、文化振興と福祉支援の活動を展開する他、教育と保健サービスの提供を行っている。また、ペルーと日本の文化、科学、技術交流を促進し、両国の友好関係を強化するための活動も行っている。
ワシントン州日本文化会館(JCCCW—Japanese Cultural and Community Center of Washington)は、1913年に日本人移民によってコミュニティの集会所兼日本語学校として建設された。この日本語学校は1902年に設立され、アメリカ本土最古の日本語学校として現在も運営されている。JCCCWは、展覧会や講座、諸活動を通じて、日本や日系アメリカ人の歴史と文化を保存し、紹介している。
ブラジル日本青年会議所は、国際青年会議所(JCI)のブラジルサンパウロ支部。この非営利団体には、新しいアイデアやコラボレーション、多様性を支持するあらゆる社会セクターからアクティブな市民が参加しており、JCIメンバーは、世界の未来に関心を寄せ、地域社会に影響を与えることに力を注いでいる。
日本文化センター・博物館(NNMCC—Nikkei National Museum and Cultural Centre)は、より良いカナダを目指して、日本文化および日系カナダ人の歴史と遺産を尊重し、保存・共有することを使命としている。2000年9月22日以来、この文化スペースにて独自プログラムや展覧会、イベントを開催。NNMCCのコレクションには、歴史的・文化的に重要な2,600点以上の物品、41,000枚の写真、38メートルの文書資料、650の口述歴史記録、156本のフィルムなどがある。また、NNMCCは、毎年、家族や地域のストーリーをコレクションに追加し、日本人を先祖に持つカナダに住む人々の遺産を未来に伝えている。