キタハラ 高野 聡美
(きたはら・たかの・さとみ)
現在は、リオデジャネイロ州立大学文学部准教授。日本語学科主任、日伯現代学術文化交流プログラムコーディネーターを務める。東京外国語大学ポルトガル・ブラジル語学科卒、筑波大学大学院修士課程地域研究研究科ラテンアメリカコース修了、日本経団連石坂泰三記念財団海外派遣奨学生、ブラジリア大学大学院社会学博士課程修了。社会学博士。リオデジャネイロ州立大学日本語学科創立メンバー。浜松市立高校インターナショナルクラス設立メンバー。国際交流基金日本語教育フェロー。在伯21年。
(2012年11月 更新)
この執筆者によるストーリー
ブラジルで日系名を持つこと
2014年9月22日 • キタハラ 高野 聡美
私は15年以上前から大学で日本語や日本文化を教えており、今では大概のブラジル人学生がほとんどの日本人の名前には意味があるということを知っている。毎度学期の初めに自分の名前を漢字で、“聡美“ と書き、聡は聡明 sabedoria(知性)、 美は beleza(美貌)という意味があり、父親の重すぎる期待に長年応えていると説明するのも慣れた。 ピアーダにされる名前 ブラジル人は冗談(ピアーダ)がとっても好きなため、とっても美しい人が下ネタオヤジギャグを…
焼き鯖弁当としめ鯖寿司
2012年11月16日 • キタハラ 高野 聡美
17歳になるブラジル生まれの息子は現在フロリダ州にある高校に通いながら、競技ゴルフに明け暮れている。 そんな息子も、来年ハイスクール卒業を迎えるため、この夏は進学する大学を決める天王山ということで、北米各地を旅し、ゴルフのジュニアトーナメントを渡り歩いている。ブラジルにいる時代にも10歳ごろからトーナメントに参加していたために、ブラジルの各地や、南米各地を旅行していた。 ゴルフトーナメントに欠かせないものに、宿と移動(車)の手配、そして食事の確保がある。近年車と宿はかな…