ディスカバー・ニッケイ

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両家族への適応(英語)

(英語)私は、「カメレオンマン」でした。この呼び方はウッディ・アレンの映画から来ているのですが、この映画の主人公は、一緒に居る人とカメレオンのように同じ人物になるのです。私の場合は、例えばハワイの祖父母の家に行くと、完璧な日本人の女の子になりました。祖母は、ほとんど日本語しか話しませんでしたから、私は、日本人のように振る舞いました。おばあちゃんに愛されたかったのですね。そして、ビバリーヒルズに住むユダヤ人の父方の親戚のところに行く時は、私はすぐに完璧なユダヤ人になりました。親戚の家に足を踏み入れる瞬間、私の髪の毛は一気に縮れて、つまりユダヤ人特有のアフロのような髪になる感じですね。そして、「やあ、元気にやってるかな?」(笑)と話し方まで変わるんです。私は、居場所に応じて自分を変えていました。そうせずにはいられなかったのですね。みんなが愛してくれているから、私はみんなを喜ばせたかったですし、親戚の人たちは、私が彼らと同じであることを期待しました。そして、同じだと喜んでくれました。


カリフォルニア州 ハパ ハワイ 日本人 日系アメリカ人 ユダヤ人 日系 多人種からなる人々 アメリカ合衆国

日付: 2013年4月4日

場所: 米国、カリフォルニア州

インタビュアー: パトリシア・ワキダ

提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター

語り手のプロフィール

フランチェスカ・ビラーさんは、ユダヤ系の父と日系アメリカ人の母の元、ハワイで生まれ、南カリフォルニアで育ちました。

ビラーさんは、調査報道ジャーナリスト、政治風刺家、作家、時事解説者として受賞歴を持ち、雑誌や本、ラジオ、テレビで活躍しています。日系とユダヤ系のバックグラウンドを持つビラーさんは、自身の興味深い背景について、内省とユーモアを込めて執筆しています。彼女の作品は、『ハフィントンポスト』、『CNN』、『ロサンゼルス・タイムス』、『ジューイッシュ・ジャーナル・オブ・ロサンゼルス』など、多くの媒体で発表されています。ビラーさんは、エドワード・R・ミュロー賞、2度のゴールデンマイク賞、優秀報道者としてプロフェッショナルジャーナリスト賞を4回受賞しています。

現在、ビラーさんは3冊の本を執筆しています。1冊目は、ハワイで結成された第442連隊戦闘団について、2冊目は、1970年代ロサンゼルスに育ったビラーさんの日系ユダヤ人としての体験をユーモラスに綴ったエッセイ集、3冊目は、ハワイ、日本、そしてユダヤ系の食べ物が、いかに家族の健康と幸せを支えているかを綴ったライフスタイルブックです。また、現在ビラーさんは全米各地のラジオ局を回り、彼女らしいユーモアあふれる切り口で、政治、ポップカルチャー、家族について語っています。(2013年8月)

Hikaru “Carl” Iwasaki
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ヒカル・カール・イワサキ

サンノゼへの帰還(英語)

戦時転住局(WRA)カメラマン(1923 - 2016)

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Paulo Issamu Hirano
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パウロ・イサム・ヒラノ

ニッケイという言葉について

(1979年生)群馬県大泉町在住の日系ブラジル人三世。デザイン事務所経営。

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Monica Teisher
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モニカ・タイシャ―

ニッケイの定義(英語)

米国在住の日系コロンビア人(1974年生)

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Masato Ninomiya
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二宮 正人

戦時中に厳しく規制された外国語教育

サンパウロ大学法学部博士教授、弁護士、翻訳家(1948年生)

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