https://www.discovernikkei.org/ja/interviews/clips/1601/
ハワイ生まれの元銀行幹部職員(1952年生)
(英語)きっとハワイという地が地理的にも文化的にも隔離されて、人口の三分の二がアジア人なのもあり、居心地悪く感じたことは一度もありません。実際、ハワイは少数派グループが白人より優れていると感じる唯一の場所だと思います。経済的には一人あたりの平均で言うと白人は比較的より裕福でしょうが、差別などはハワイには一切ありません。なので、いつもアメリカ本土からの日系アメリカ人と会うと、彼らはまだ少数派だと言う自覚から控えめに振る舞っているように見受けられ、一方でハワイの日系人は向こう見ずな堂々とした態度で少し偉そうな印象があるような気がします。アジア人が大多数を占めている環境で育つとそういう態度になるのでしょう。他にそのような場所はないと思います。
本土の人で私達はただ色覚異常なだけだと言うひとがいます。どんな肌の色や人種だろうが関係なく、私達はひとを平等にみています。まだ本来あるべきであるところには達していません。私達は全ての肌の色を受け入れ、尊重するべきです。ハワイでは、私達はお互いの民族をからかってジョークを言います。たくさん冗談を言って、みな笑い飛ばします。自分の民族を笑えるようになって初めて、本当にお互いを解り合えるようになるのだと思います。ひとはみな、ことを個人的に捉え過ぎです。色覚異常ではなく、様々な肌の色を尊重できるようになるべきです。それがハワイの特徴だと思います。
日付: 2018年4月25日
場所: 米国、カリフォルニア州
インタビュアー: ジョン・エサキ
提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター
ロバート・フジオカ氏は1952年にハワイのホノルルで生まれた。ミシガン大学に進学し学士号を取得した後、ハワイ大学でMBAを取得。1974年以来銀行業界に携わり、現在は全米日系アメリカ人博物館理事会の副会長を務めるほか、Clarence T.C. Ching FoundationとFirst Hawaiian Bank Foundationでも理事を務めている。(2018年11月)
両親は新一世(英語)
音楽家、作曲家、ソングライター(1975年生)
ペルー系沖縄人としての両親のアイデンティティ(英語)
ペルー出身の両親を持つ沖縄系アメリカ人
沖縄文化の理解(英語)
本州の人々の沖縄人に対する偏見(英語)
共感する米国的な価値観(英語)
三か国語を使った沖縄での活動(英語)
詩を通して自分を表現(英語)
帰米二世、詩人、活動家(1923年生)
エスコバールについて(スペイン語)
日本在住の日系アルゼンチン人、二世(1962年生)
ニッケイの定義(英語)
米国在住の日系コロンビア人(1974年生)
アジア太平洋諸島法学生協会の共同設立
(1943年生まれ) 日系アメリカ人トランスジェンダー弁護士
高校における黒人差別の理解
カミングアウトが家族に与えた影響
(1957年生まれ) ハワイ州最高裁判所判事。