インタビュー
サンフランシスコ平和条約会議でたてたお茶
ちょうどあれは平和条約でサンフランシスコで、あのときも15代鵬雲斎のお供いたしまして、サンフランシスコのDe Young Museumというところでお茶を3日間ばかり。日本のお茶と言うのは「和敬清寂」、何のためにお茶を入れますか。お茶とはハーモニーですね。ま~やっぱし、尊敬という気持ちがなければそれは、それで「清寂」。清らかであり、ひとつの清寂ものであるものは和敬清寂をモットーにして、そういったのがお茶でございますので。 私たちはあらゆるところで、世の中が平和でゆくようにということで、平和条約の時もde Young Museumでお茶をいたしました。そして、あるサンフランシスコの大きなオペラハウスで、吉田首相でいっらしゃいましたね。I色々なんだか夢のような気持ちでございました。ああいうところで、立派にアメリカの大国で、日本の伝統文化をあのような場面でご紹介できましたこともやっぱりすばらしいと、感無量でごさいました。
日付: 2005年12月19日
場所: 米国、カリフォルニア州
インタビュアー: ナンシー・アラキ
提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター
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