子どもを持つトランスマスキュリンの日系四世。ノリオの父は日本からの移民。新しい趣味を見つけることと、スター(ハリウッドと夜空両方)について学ぶことが好き。くつろいでいる時間以外は、人種やジェンダーに基づく暴力の被害に遭った人々と共に、そうした人々のために世界をより良い場所にするための活動に取り組んでいる。
(2021年10月 更新)
この執筆者によるストーリー
新しい視点で新年を捉える
2022年1月1日 • ノリオ・ウメズ・ホール
日系アメリカ人にノーマン・ロックウェル風の祝日があるとすれば、それはお正月です。 長テーブルに座った訪問客に七面鳥を取り分ける代わりに、ニッケイ版にはおせち料理を詰めた重箱や酒のお猪口を手渡す人々が描かれるでしょう。それは、家族や友人たちと集まって食べ物や飲み物を口いっぱいに頬張り、くつろいだりゲームをしたりするひと時であり、温もりや喜び、ふるさとを想起させる祝日です。 でも私たちは、ノーマン・ロックウェルの祝日を模倣したいのでしょうか?2020年には黒人の人種的平等を…
日系人であることの喜びを伝える
2021年10月20日 • ノリオ・ウメズ・ホール
私はお盆が大好きです。提灯の下に立って、その暖かい光がホタルのように藍色の夏の空を点々と照らしているのを見ると、いつも家に帰ってきたような気分になります。提灯は、道路や駐車場といった限られた空間を目的地に変えてくれます。ホットドッグやハンバーガーは、生け花や演歌と何の疑問もなく共存しています。ほんの数時間、私のすべてが意味を持ちます。私が育った日系の伝統の中で、これが私が子供と最も共有したいものだったのです。 2020年のパンデミックには別の計画があった。新型コロナ対策に…