インタビュー
1952年、戦後まもない日本での不自由な生活 (英語)
(英語) 初めて日本へ行ったのは、僕らが結婚した後でした。一緒に日本へ行って、その2日後には僕はキャンプに参加しなければならなかったんです。東京から電車で26時間かけてジャイアンツのキャンプ地、宮崎に行きました。
妻のジェーンは40日間、たった1人で東京で過ごしたんです。当時は...今なら良いホテルがあるだろうし、問題ないないんだろうけど、僕らが最初に行った1952年当時は、そういうホテルはありませんでしたからね。食べるものもそれほどない時代で、サラダにするような野菜にしても、とても食べられたようなものじゃなかったんです。だからね、そういうものは当然食べたくないし、自分達で何とかしようと頑張りました。
来日1年目の夏に妻は妊娠しましてね。エアコンを買うようなお金はないし、出かけて行って大きい氷の塊と鍋を買ってきたんです。それをベッドのすぐそばに置いて、扇風機の風を当てて部屋の中を涼しくしましたよ。でも氷は30分くらいですっかり溶けてしまうんです。冬の間も暖房がなかったので、とても寒かったですよ。
日付: 2003年12月16日
場所: 米国、ハワイ州
インタビュアー: アート・ハンセン、ジョン・エサキ
提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター
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