インタビュー
フサガスガ強制収容所での祖父の話(英語)
(英語)ありがたいことに、政府は祖父たちに良くしてくれたそうです。祖父は何かを貰っていたと聞いています。それが何だったのか正確には覚えていませんが、お酒が飲みたかった祖父は、それを集めて禁止されていたお酒と交換したそうです。祖父はそれらを集めて、他のものとも交換しました。制限付きの外出などもしたそうです。
収容者たちは行いが良ければ、フィールドトリップにも連れ出してもられたというような話も聞きました。祖父は訪れた公園かどこかの美景に感銘を受けたそうです。
また、祖母が祖父に日本語で手紙を書いていたという話も聞きました。それには、事前に打ち合わせしてあった事ですが、家族がかかったという仮病についてよく書かれており、スペイン語のメモが添えてあったようです。看守はそれを見て、例えば、私の母がとてもひどい病気で手の施しようがないい状況というのを知るのです。そして祖父は一時放免され、家族に会いに行く許可を得たのです。祖父は15日間帰宅し、その後強制収容所に戻りました。だから頻繁に病気や一大事よそおい、そのたびに帰宅が許可されたようです。
日付: 2019年9月22日
場所: 米国、カリフォルニア州
インタビュアー: 西村 陽子
提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター
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