インタビュー

1. アーティストになる夢

2. マンザナーに向かう途中での喪失

3. マンザナーでの迷彩ネット織り

4. キャンプでアートスキルを養う

5. ロサンゼルスに戻る

6. 初のポートフォリオとディズニーインタビュー

7. ウォルト・ディズニーとの交流

8. ディズニーで15年間勤務した後、ハンナ・バーベラへ移籍

9. ディズニー vs. ハンナ・バーベラ

10. スクービー・ドゥーテレビ番組の開発

11. スクービー・ドゥーのキャラクターデザイン

イワオ・タカモト

ウォルト・ディズニーとハンナ・バーベラの日本人アニメーター（1925-2007）

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ロサンゼルスに戻る

私はこの収容所にいたのですが、西海岸が再開されるというニュースが流れました。戻りたい人は誰でも戻ることが許されるのです。収容された大多数の人々は、非常にためらいがちでした。彼らは罵倒され、罵られ、家から引きずり出され、持ち物を奪われ、有刺鉄線が張られたこの場所に放り込まれました。彼らにとって、よし、すべてが起こったこの場所に戻ると決めるのは、それほど簡単なことではありませんでした。

私はまだ若く、世間知らずで、「戻る」と決めていました。そこでジェファーソン高校が再び登場します。何か起きて嫌なことがあったら、あのような場所に逃げて隠れようと思ったからです。高校時代の友人は何人かまだいたと思います。少なくとも、私はそう思っていました。高校を出て、ボイルハイツにあったホステルに落ち着きました。エバーグリーンだったと思います。ディズニースタジオに電話をかけたのは、確かそこだったと思います。

カリフォルニア州強制収容所ロサンゼルスマンザナー強制収容所戦後アメリカ合衆国第二次世界大戦第二次世界大戦下の収容所

日付： 1998年８月６日

場所：米国、カリフォルニア州

インタビュアー：ジャニス・タナカ

提供：全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター

語り手のプロフィール

巌高本（1925年4月29日 - 2007年1月8日）は、ウォルト・ディズニーとハンナ・バーベラで活躍した伝説のアニメーターで、60年代後半のスクービー・ドゥーのデザインで最も有名です。高校卒業後にマンザナー刑務所に収監された巌は、ロサンゼルスに戻るとディズニーでの仕事にその芸術的スキルを生かし、シンデレラや眠れる森の美女などの古典的なアニメ映画に携わりました。彼はその後、ウィリー・イトウなど他の日系アメリカ人アニメーターの指導にあたり、わんわん物語で一緒に仕事をしました。1962年にディズニーを離れてハンナ・バーベラに移った後も、巌は引退するまでアニメーション制作を続け、シャーロットのおくりもの（1973年）などの映画の制作と監督を続けました。 （2021年6月）